※注意※
このページは私の思い出のページです。
「Lalaland(ラララ戦隊)」とはβ2から一緒にプレイした方々と結成したFCです。
以下の内容は、β3が終わり、β3の思い出をHPに残しておこうと作ったよくわからないやつです。身内ネタがすぎるので、読んでも理解不能かと思います。
(話としてはβ3と新生をパラレルワールドとして描いたよくある内容です)
残念ながらFCは解散してしまいましたが、いつまでたっても忘れられない思い出です。初MMOがFF14だったというのも大きいと思います。
余談ではありますが、このHP自体「Lalaland」のFC紹介のHPでした。
解散から2年弱、このサイトの存在をふと思い出し、また新たな思い出を残していこうと決心して再開したのが当サイトです。


 

ラララ戦隊物語―β3の軌跡―


ひと~つ!エオルゼアに蔓延る悪を蹴散らす!

ふた~つ!防御が紙でも下着で通す!

み~っつ!仮面の下には厨二の心!

 

エオルゼアに愛を捧げよ!

そう我等・・・

 

プロローグ

 

「ここに4つの史料がある」

「そう、今巷で話題のラララ戦隊に関連する貴重な史料だ」

「都市伝説?馬鹿を云うんじゃない、彼等は間違いなく実在する」

「・・・・・・・・」

「君も私を笑うのだろう、気の狂った学者だと」

「エオルゼアでこんな酔狂なことを言っているのは私だけだと」

「・・・帰ってくれ、冷やかしならもう沢山だ」

「・・・・・・・・」

「・・・何?仮面の男に関する新しい史料だと・・!」

「君は一体・・・」

「いや、この際どうでもいい。早速見せてくれたまえ!」

「君はこれまで私が集めた四つの史料を見ていればいい」

「知りたいのだろう、真実を」

「ラララ戦隊がこのエオルゼアにいたんだという歴史を」

 

 

【史料抜粋】

 

―私は確かに見たのだ

  荒れ狂うモンスターの群衆を掻い潜り、颯爽とスキンをかける麗しき女性を―

    (『双蛇党二等兵の日記』第七星暦××年7月1日25頁より抜粋)

 

 

―うん、とってもかわいかったんだ

  ふたりのララフェルがね、なかよさそうにじゃれあってたの

  パンツいっちょうでさむくなかったのかなぁ、あはは

  え?そんなひとにちかづいてはいけません?はーい、ごめんなさい―

                    (「ウルダハに住む子供と母親の会話」より抜粋) 

 

 

―あれは夜も更けたコスタデ・ソル近海での出来事です

  私が巨大蟹に襲われている最中、白い巨塔から落ちてくる三人組が・・

  ・・・ええ、助けがきたのかと思いきや、緑髪の男性が死に絶えているだけで―

            (『本当にあった怖い話』第七星暦××年7月15日号より抜粋)

 

 

―あの全身さくら色の女性は一体何者だったのか

  「一緒にイフリート倒しましょう」と言っておきながら

  いざ戦いが始まったら姿をくらませちまった。まるで闇に堕ちるかのように―

        (『とある冒険者の追憶』〔手記〕第七星暦××年7月10日より抜粋)

 

 

―私を含めこの町の多くの人はこれまで君達公僕に対し

  疑うことを知らず絶対の信頼をよせてきたのだよ、当然だろう

  ・・・・しかし、彼はその群集心理を逆手にとったのだ

  信じられるかい?君達と同じ警察官の格好をした男が急に裸になる様を!

  顔?そんなのわかるわけがないだろう・・・

 そいつは仮面をかぶっていたんだからな―

    (『ウルダハ警察取調報告書』vol.57「ウルダハ変態仮面事件」から抜粋)

 


(プロローグ完)

第1章

 

「あら、珍しい」

「〝越える力〟を持っていない者がここに辿りつけるなんて」

「・・・・・・」

「そう、彼等を追って・・」

「その思いのつよさが常識を越えたのかしら、ふふっ」

「ええ、私は彼等と会っていた・・・と思うわ」

「誤魔化してなんかないわ」

「ただ、本当にそう思うだけ」

「おそらく彼等はもうこの〝世界〟にはいない」

「もう世界を越えてしまっている」

「ここではないけど、ここと同じエオルゼアに」

「わけのわからないことを・・と怒られても困るわ、真実だもの」

「でも、彼等は間違いなくここにいた」

「・・・・・・・・・」

「映像スフィアというものをご存じ?」

「ええ、御察しの通りよ」

「ここに彼等の姿が映っているわ」

「ええ、構わないわ」

「ここに辿りついたあなたにはその資格があるもの」

 

【映像史料】

 

「仮面の男ともう一人のララフェルがいない?」

「・・・流石はラララ研究の第一人者、面目躍如という所かしら、ふふっ」

「その二人は決して映像に収まることはなかったの」

「他の四人はそうね」

「去り行く世界に何かを残してもいいと思った・・・私はそう考えているの」

「ええ、わざと映ったのよ、彼等は」

「素敵なお土産よね、ふふふ」

 

(第1章完)

第2章

 

 今日もウルダハは熱い。この月になると、外に出るだけでファイアの呪術を常に受けているように錯覚する。肌がピリつく。痛い。コスタ・デ・ソルという場所には、避暑地があるとペンフレンドから聞いた。叔父の住むグリダニアも緑が豊かだから、こんな日もきっと涼しいんだろう。いつかボクも行ってみたいものだ。そんな願いも遠く虚しく、こんな暑い日に限って、お母さんはボクに買い物を頼む。いや、夕飯が食べられなくなるのも嫌だから、勿論行くけどね。暑さによる倦怠感は所詮三大欲求たる食欲には勝てないのさ。それがわかっただけでも、幾分かこの暑さに対抗できるような心持ちになった。それに丁度、ペンフレンド宛の返信モグレターもしたため終わった所だ。買い物ついでに出しに行けば一石二鳥である。これだけの要件が揃えば、いくら暑がりのボクであっても外出を決心する。叔父のデュフフさんには一笑にふされてしまうだろうけど。

 

 都市内エーテライトを使って、食材屋に向かおうとした矢先、ふと露天の新聞売りの声が耳に入った。この新聞、どうせ「ラララ戦隊」関連だ。今日の朝、隣のおしゃべり好きなおばさんが、お母さんと大声で話しているのを耳にした。ラララ戦隊が実在したとかどうとか。うわさ好きのおばちゃんらしいどうでもいい話だったので、いつもの如く聞き流すことにした。どうでもいいといえば、声のボリュームはもっと落とせないものかな、隣のおばちゃん。まぁ、ウルダハは国中活気に満ち溢れているから、ボソボソした声じゃ会話もまともに成立しない。その活気にひかれて、多くの人がこの国にやってくる。そう、最近は冒険者なんかも・・・・・・・・いや、やめておこう、嫌な事を思い出した。

 

 「号外だよ!号外!ラララ戦隊メンバーのご尊顔がおがめるよ!!」

 

 露天の新聞売りが大声で宣伝する。チラリと記事の見出しを見て驚く。なんと!ラララ戦隊の写真が発見されたのか。ボクはミーハーではないけど、これだけ噂になっているラララ戦隊のことだ、やはり少しは気になるというのが人情ってものだ。新聞代も子どものボクには安くはないが、行き交う人がこぞって買っている光景につられてついつい購入してしまった。

 

 「なになに」

 

 

 

 

 

 

 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 唖然とした。何が唖然としたって、ラララ戦隊メンバーの中の一人をボクは知っていたからだ。この左上の男性。新聞では白黒だが確かパープルの髪色をしていた。そして圧倒的変態感を醸し出している特徴的な仮面。今現在、このエオルゼアで仮面をかぶっている男性は別段珍しくない。ラララ戦隊の噂で都市国家中が盛り上がると、仮面の男の真似をする人も増えだしたのだ。ラララ戦隊の一挙手一投足は常に注目され、流行にまで発展する。

 話が脇道にそれてしまったが、ボクはこの仮面の男と因縁浅からぬ関係にある、というのは半分嘘で半分本当だ。少なくともボクが一方的に迷惑したことだけは確かである。

 つい先月、この日もお母さんにお使いを頼まれて外出していた。やはり今日のように暑い日で、目的地まであと少しという所、冒険者ギルド前のベンチで休憩をとっていた。

 その日は暑さ対策に帽子を深くかぶっていたことがいけなかった。―そう、あの日あの時のボクは周りが目に入らなかったんだ。過去に戻る魔法があるのなら、あの日のボクに伝えてあげたい。君が座ったすぐ隣に、仮面をかぶった裸の男性が座っているんだよと。

 「お、お嬢さん・・・ぼ、ぼくと付き合ってくれませんか。」

 「ごめんなさい。さようなら」

 反射的に断った。人間の反射というのはよくできているものだと感心した。反射的にOKを出さないボクの反射も捨てたものではない。
 すぐにその場を立ち去るのも何か負けた気がするので、その後もずっと鎮座してやった。彼の周りでは笑い声が起きている。よく見ると周りの人達もみんな裸だ。やばい、負けでもいいからさっさと立ち去れば良かった。勝手に耳に入ってきた話を繋げてみると、町中のみなが目をそらして避けていく中、彼の真横に座った女のボクが奇異にうつったらしい。そこで、彼のファンなのでは?と周りが冗談交じりに彼を焚きつけたようだ。彼もそこまで本気じゃなかったのかと思うと、少しイラっとしたのは内緒だ。まぁ遊びなら遊びでそれでいい、自分の中で折り合いがついたので、ボクはやっとその場を離れた。ちゃんと休憩もできたし問題ない。少し歩いて後ろを振り返ってみると、仮面の彼がまだボクを見ていたような気がしていたけれど気のせいだろう。

 

・・

・・・

・・・・


 そう、こんなことがあったんだ。つい先程まで忘れていたけれど、思えば強烈な想い出だった。何で〝忘れていた〟なんてことができたんだろう。それもついこの間の出来事なのに。これもラララ戦隊の不思議の一つなのだろうか。
 そんなことを一人考えていると、ふと胸に込み上げてくるものがあった。そうか、そうなのか、あの人はラララ戦隊のメンバーなのか。そんな人にボクは・・・・。顔が熱いのは、この照りつく日差しのせいだろう。

 ふと、例の手紙のことを思い出した。差出人不明の手紙、その厨二病的筆致からラララ戦隊メンバーのものとして世間で勝手に認定されている例の怪文書。その文書を改変した手紙をペンフレンドとやり取りするのも今時の流行りだ。

 「it’a memorial day.」

 喧騒に包まれたウルダハの町中で、誰にも聞こえないであろう一人言を〝わたし〟は呟いた。

 

                                       (第2章完)

第3章

 

 

   モグ「モグレターが届いているクポォ!」

 

 

 

    ※元ネタ→

 

(第3章完)

第4章

(第4章完)

エピローグ~Everlasting~

 

25 : 以下、名無しにかわりましてMOAがお送りします[] : 投稿日:2013/7/15 18:01:25 ID:Takagaki25


くぅ~疲れましたw これにてβ3終了です!
実は、ツイッターしてたらFC設立の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当はただのMMO初心者でしかなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないのでβ3限定ということで挑んでみた所存ですw
以下、FCメンバー達のみんなへのメッセジをどぞ

あにょ「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」

みんと「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」

さくら「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」

あさい「見てくれありがとな!
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」

むい「・・・(._.)」ムイン

では、

あにょ、みんと、さくら、あさい、むい、(._.)「皆さんありがとうございました!」



あにょ、みんと、さくら、あさい、むい「って、なんで(._.)君が!?
改めまして、ありがとうございました!」

本当の本当に終わり

 

元ネタ→

(完)


To Be Continued・・・?