エオルゼアの学術体系と私のRPの行方


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■本稿の構成
1.RPがしたいkaedeさん
2.エオルゼアの学者たち
3.エオルゼアの教育機関
4.KaedeさんのRP設定【決定版】
5.史学者kaedeの研究室【おまけ】
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1.RPがしたいkaedeさん
 わたくし、「kaede」は!ひっそりと!RPをして悦に浸りたい!
 「ひっそりと」がポイントです。普段は普通にFF14をプレイしたいです(わがまま)。でも、裏設定ってとても惹かれますよね。
 一応、裏設定的なものはプレイ開始当初からあるにはあるのですが、それが本当に本気(マジ)な設定なのかと言われたら自信がありません。
 私の名前は「kaede takagaki」と言いますが、これは某有名アイドルゲームの女性アイドル(25歳)です。この女性が、何らかの理由でハイデリンに召喚され、エオルゼアでアイドル英雄になっていくという設定で最初は始めていたように思います。アイドルということで、ジョブは「吟遊詩人」にしました。一番アイドルに近いのが詩人だと勝手に思いました。踊り子が来たら、踊り子一択ですね!
 そして、私的なことで恐縮ですが、リアルのジョブが歴史学者なので、エオルゼアでも「学者」になりたいなぁと思うようになりました。「学者アイドル」という最早よくわからない存在になりますが、最近のアイドルは何らかの要素をプラスにしていることも多いので、まぁいいかなぁと。ちなみに、私が講義を受け持っている大学でもFF14をプレイしている学生さんは多いです。授業中、FF14についてつい口を滑らそうものなら、授業後必ず質問にきます。授業もこれぐらい熱心に聞いて欲しいものです。
 そんな感じで適当に裏設定を作って、仲の良いフレンドさんには適当に説明していたような気がしますが、別にアイドル業も学者業(学者がメインジョブじゃないので…)も何もしておらず、エキルレまわすか、製作してるかの普通の冒険者でしかありませんでした。
 まぁそれはいいよ!(笑)問題は、最近エオルゼアの歴史や世界観に深く触れることが多くなり、この適当な設定に自分自身が許せなくなってきたことです。「ハイデリンに召喚された」ってなんだよ!最近よく見かける粗製濫造のソシャゲかよ!と思わず突っ込まずにはいられません。
 また、リアルジョブが学者なので、エオルゼアでも学者でいくンゴ~って気軽に言ってましたが、エオルゼアのジョブ「学者」は、厳密には「軍学者」です。学者といっても色々な学者が存在します。それはリアルでもエオルゼアでも変わりません。
 まずは、このエオルゼアの「学者」について認識を深める必要があるのではと自問自答するようになりました。

2.エオルゼアの学者たち
 ここで、2016年末に発売された『Encyclopedia Eorzea』(スクウェア・エニックス、2016年、以下『EE』と略称)から、本書に登場する学者達(学問ではなく人に焦点)を抽出してみようと思います。具体的なNPC名がわかる場合はそれも併記します。『EE』だけでなく、ゲーム中にも登場するNPCも含めればより良いのでしょうが、面倒なのでやってません←

■エーテル学者
※ラベルタン教授(エーテル学の権威)
※賢人マトーヤ(エーテル学の権威。エーテル収束器を開発 研究論文を自ら禁書指定する)
※ムーンブリダ(エーテル学の専門家)
※アルフィノ(魔法学、エーテル学、史学、博物学を専門とする。魔法学やエーテル学など複数の分野で修士号を取得している)
■魔法学者
※アルフィノ(魔法学、エーテル学、史学、博物学を専門とする。魔法学やエーテル学など複数の分野で修士号を取得している)
※クルル
■魔科学者
※アモン
■妖異学者
■天文学者
■土木工学者
■数秘学者
■軍学者(FF14のジョブ「学者」がこれ)

■神学者
※リューフォン(偉大な神学者にして占星術師、シャーレアン出身、暦の統一を行った人)
■史学者
※コイナク(聖コイナク財団) 
※アルフィノ(魔法学、エーテル学、史学、博物学を専門とする。魔法学やエーテル学など複数の分野で修士号を取得している)
※第五星暦について研究している史学者
■博物学者(学術都市「シャーレアン」にて編み出された学問)
※アルフィノ(魔法学、エーテル学、史学、博物学を専門とする。魔法学やエーテル学など複数の分野で修士号を取得している)
■考古学者
※ヤ・ミトラ
※ラムブルース
■本草学者
※ミューヌ
■哲学者
■経済学者

※軍事評論家→学者なのかは判然とせず。
※予言詩の研究者→予言詩学なるものがあるのか?(ルイゾワ、ウリエンジュ)
※マリリア研究者→物体に宿った思念を結晶化する「マテリア」なる新技術に関する研究(ミュタミクス)。

 現実世界でもお馴染みの学問がある一方で、FF14世界ならではの学問も多く存在しますね。中でも最も重要なのはエーテル学なのでしょう(拙稿「エーテルとハイデリンに関する一試論」参照)。
 私のRPに関する学問としては、「史学」でしょうね。『EE』では「歴史学」ではなく「史学」と表記されることが多いので、「kaede」さんも史学者と名乗ることにしましょうか。
 そして、アルフィノ君の博識さよ!この子ほんとにすごくない!?こんなに頭の良い子、モテモテでしょ!史学に関してもアルフィノ君は「kaede」さんの大先輩・大先生になるわけです…ほうほう…。

3.エオルゼアの教育機関
 いや、ちょっと待ってくれい!そもそも「学者」って何なのさ!という疑問がおありの読者諸氏もおられようかと思います。正直、現実世界でも何をもって「学者」と呼んでいるのか、はっきりしないですよね!私も、「学者」より「研究者」の方がしっくりきますし、大学で講義を持っている場合は、「講師」「教授」「先生」だったりもします。
 一応、わかりやすい指標がないわけでもないと思います。それは、「博士号」をもっているかどうか。大学を卒業しますと「学士号」、大学院修士課程(博士前期課程)を修了すると「修士号」、大学院博士課程(博士後期課程)を修了すると「博士号」が授与されます。
 ここで、知りたくなるのは、エオルゼアの教育組織ってどうなってるの!?ってことです。ここでも『EE』がとても役に立ちます。ほんと『EE』ってすごいですよ。もう、凄すぎて、これまでロドストの日記なんか書いてなかったのに、ここ数日で何件も更新してしまいました!そんな『EE』を隅から隅まで読むと、エオルぜアの教育機関についても断片的ながら情報を読み取ることができます。どのような教育機関があるのか、こちらも以下に列挙しておきましょう。

■シャーレアン魔法大学
・シャーレアンにおいて、特定の分野で類い希な技術や知識を収めた者や、偉大な業績を成した者を「賢人」に指定する制度が発足、第六星暦432年に開設。
・エーテル学や魔法学、占星学などを教えている(占星術科がある→学部・学科が存在していたことがわかる)。
・ウリエンジュは巴術も学んでいたようだ。
・シャーレアン魔法大学をはじめ、高名な教育機関がいくつもある。それらの場所では、留学生を受け入れており市民以外の学び手も少なくない。いくつもの私塾や学舎が開かれていた。
・第六星暦1572年、アルフィノ・アリゼー兄妹(当時11歳)がシャーレアン魔法大学に入学。
・シャーレアン魔法大学を卒業すると、「学士」号が貰える模様。
・アルフィノ君が「修士号」を取得していたことから、大学院的な存在もある可能性あり。
・シャーレアンにおいて「賢人」とは、単純に「賢い人」を示す言葉ではなく、国家から与えられる特別な称号を示す。特定の分野において知識を極めたり、その発展に大きく寄与する発見をなした者が選出され、認定を受ける→「賢人」=「博士号」の可能性もあり。

■フロンデール薬学院(ウルダハ)
・ウルダハの王宮の御殿医を育成するための機関として成立した学院。
・薬学部、本草学部、博物学部、臨床学部、医学部、法医学部、兵医学部の7学部を有す。

■ナルザル教団(ウルダハ)
・神学に留まらず、天文学や気象学、史学、そして魔法学の類まで、さまざまな知識を受け継いできた。多くの知識人を輩出。

■聖アンダリム神学院(イシュガルド)
・蒼天のイシュガルド「サブクエスト」でお馴染み。

■魔導院(ガレマール帝国)
・ソル・ガルヴァスが独裁官に就任した直後に開設した魔導技術の研究機関。
・6年間の課程。

■その他
・幻術士ギルドや呪術士ギルドも教育機関の一種か。
・聖コイナク財団→古代アラグ文明の調査を目的として設立された学術組織。

4.KaedeさんのRP設定【決定版】
 私としては、リアルジョブが歴史学者なので、私の分身たるkaedeさんを、エオルゼアの「史学者」にしたいと思います。そして、史学者になるにはどうすればいいのか。勝手に学者を名乗って、在野の史学者として活躍するのもいいかもしれませんが、私としては、しっかりと大学は出ておきたいと思います。
 やはり理想は、エオルゼア随一の難関大学「シャーレアン魔法大学」でしょう!ただ、植民都市シャーレアンは、第六星暦1562年に、低地ドラヴァニアの植民都市を放棄する「大撤収」を実行しております。十代半ばで植民都市シャーレアンに留学していた占星術師のジャンヌキナルが32才です…さすがに、kaedeさんを30代にはしたくないですし(笑)、何よりも「光の戦士の再来」がカルテノーの戦いから5年後です。ここら辺の推移を勘案する必要がありそうです。
 私の結論は…「エオルゼアの世界を巡るうちに、エオルゼアの歴史に興味を持ち、史学の修士号持ちの天才アルフィノ君の弟子となる、世界を救う傍ら、史学者としても活躍。一方で、胸にくすぶるのは、前の世界でのジョブ「アイドル」への熱い思い…エオルゼアの踊り子やアイドルを目にする度に彼女の心はざわつくのであった……!」的な感じです。どうでしょうか!?
 個人的にkaedeさんは、原初世界出身ではなくて、13存在する鏡像世界から何らかの理由で召喚されたというのも面白いかなと思っております。さらにいえば、アイドルを求めるエオルゼアのオタク達の熱い思いが、アイドルの神とも言える「kaede takagaki」を召喚したという設定も熱い!あ、神の召喚については、拙稿「エオルゼアの神に関する一試論」をご参照ください!
 とりあえずこんな感じでRPの裏設定はいこうと思います。何か設定的におかしい所があったらご教授ください!!
 目標は、シャーレアン魔法大学の「学士号」取得ですかね!賢人=博士号の称号も、もしかしたら今後のストーリー展開如何でゲット可能になるかもしれません。吉田さん!!!FF14上でのシャーレアン魔法大学への留学、および「学士号」取得クエストの実装を、私、待ってます!!

5.史学者kaedeの研究室【おまけ】

史学者 kaede takagaki